人と文化が交流し合う、地域に開かれた複合施設

信毎メディアガーデン

信毎メディアガーデン
信毎メディアガーデン

「信毎メディアガーデン」は、長野県民にとっては親しみのある信濃毎日新聞の松本本社を中核に、イベントスペースやショップ、レストランなどの機能を備える複合施設である。JR「松本」駅から徒歩8分ほど、文化都市・松本の中心に位置している。長野県下諏訪町出身の世界的な建築家・伊藤豊雄氏が設計を手掛けた、ルーバー状の外壁と木製の窓枠が特徴的なモダンな外観が目印だ。

1階西側の様子
1階西側の様子

施設は地下1階・地上5階建てで、4・5階には信濃毎日新聞の松本本社が入る。1~3階は市民に開かれたコミュニティゾーンと、個性豊かなテナントが集まるショップゾーンで構成されている。館内には、信濃毎日新聞を含む全国紙8紙を閲覧できるスペースがあり、Free Wi-Fiも完備されているため、ワークスペースとしての利用にも適している。ショップゾーンには、旬の果物や食材を使ったオリジナルジェラートを提供する「ハレTerrace(ハレテラス)」、長野の美味やお酒、暮らしの品々をそろえる「MARKT(マルクト)」がある。2階にはアパレルショップ「MARKT+(マルクトプルス)」も展開している。

また、隣接する約200平方メートルの屋外広場では、キッチンカーやマルシェ、展示会、祭り舞台の設営など、多様なイベントが開催されることも多い。

2階の様子
2階の様子

2階には、長野らしい個性豊かなショップが集まっている。「POMGE(ポムジェ)」では、県産のシードルや果実を使った菓子、ジュース、ジャムなどを販売しており、信州ならではの味覚が楽しめる。また、上高地や美ヶ原高原、霧ヶ峰などへのアクセスに恵まれた松本の特性を生かし、「A&Fカントリー」や「THE NORTH FACE」などアウトドア用品の専門店も充実している。

さまざまな種類の店舗が展開されている3階のレストランゾーン
さまざまな種類の店舗が展開されている3階のレストランゾーン

3階はレストランゾーン。松本市初のクラフトビールメーカー直営店「松本ブルワリータップルーム本町店」。美味しさと身体への思いやりにこだわり、選び抜いた「地産地集」の食材を使った「新しい和の料理」を提供する「和ダイニングくらすわ」。日本各地、世界中から仕入れる肉と魚、そしてシェフ自ら捕獲するジビエを厳選の美味しいワインとともに楽しめる「レストロリン」に、レストロリンのシェフが手掛けるフレンチデリやスイーツを味わえる「ロワゾウ」など、松本市を訪ねてくる大切な方をもてなすにもぴったりの飲食店が揃っている。

夜間の外観
夜間の外観

暮らしにほんの少しの豊かさと華やかさを与えてくれる施設として利用頻度が高くなりそうだ。

信毎メディアガーデン
所在地:長野県松本市中央2-20-2 
電話番号:0263-32-1150
https://www.shinmai-mediagarden.jp/

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