重要文化財や美しいヒマラヤスギの並木がある公園

あがたの森公園

「あがたの森公園」で保存・活用されている「旧松本高等学校」
「あがたの森公園」で保存・活用されている「旧松本高等学校」

「旧松本高等学校」の校舎、約150mの園路の両脇に植えられたヒマラヤスギの並木、池を中心とした日本庭園、芝生広場など、6.1ヘクタールの敷地に見どころやくつろぎの場所が点在している公園。公園のシンボル的な存在として保存されている「旧松本高等学校」の校舎は、明治時代に20年かけて行われた高等学校誘致活動によって設置された建物。大正時代の代表的な木造洋風建築が施されており、国の重要文化財に指定されている。現在は「あがたの森文化会館」となり、地域の教育文化活動施設として講演会やコンサートなどに利用されている。

「あがたの森公園」にあるヒマラヤスギの並木
「あがたの森公園」にあるヒマラヤスギの並木

ヒマラヤスギの並木は「旧松本高等学校」が開校した1919(大正8)年に植えられ、大木となって校舎と一緒に美しい景色をつくっている。そのヒマラヤスギの並木を抜けると、日本庭園が見えてくる。中央に池が施され、橋を渡って行ける東屋があり、和の風情を感じることができる。また、園全体に管理と手入れがされており、春は桜、初夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色といった四季を感じられるので、気持ちよく散策することができる。

「あがたの森公園」の池と日本庭園
「あがたの森公園」の池と日本庭園

ほかにも広々とした芝生広場や多目的広場があり、軽スポーツを楽しむこともできる。遊具が設置された広場では、子どもが楽しむ姿が見られる。園内でイベントが開催される日もある。中でも「クラフトフェアまつもと」は1985年から始まったイベントで、現在、各地で開催されているクラフトフェアのはしりといっても良いだろう。松本の教育や文化を感じられるスポットだ。

あがたの森公園
所在地:長野県松本市県3-1-1 
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