魅力的な企画展や特集展示を行う地域の総合美術館

松本市美術館

「松本市美術館」
「松本市美術館」

鑑賞の場、表現の場、学習の場、交流の場の4つの柱で構成される、地域に根ざした総合美術館。屋外に展示されている巨大なチューリップのオブジェは松本市出身の草間彌生の《幻の華》(2002年)の作品。3階のコレクション展示室には草間彌生の初期作品から近作「わが永遠の魂」シリーズへと至る作品が通年展示されており、世界的アーティストの作品をいつでも見ることができる。

「松本市美術館」の中庭
「松本市美術館」の中庭

1階には講座室、市民アトリエ、こども創作館があり、市民の創造の場となっている。芝生のある中庭は市民創造ひろばとして、体験学習やイベントが開催されている。2階の企画展示室では多彩な企画展が開かれているほか、市民ギャラリーと多目的ホールがあり、アート発表の場や講演会などが行われることもある。3階には松本市出身の書家・上條信山や洋画家・田村一男の記念展示室のほか、オープンギャラリーやアートライブラリーがある。

「松本市美術館」のミュージアムショップ
「松本市美術館」のミュージアムショップ

ギャラリートークや企画展に関連したプログラムが多彩に行われており、アートを身近に感じることができる。また、市民が心をひらく学びの森として、芸術分野の学習拠点としての役割も担っている美術館だ。館内のミュージアムショップやカフェ・レストランは観覧チケットが無くても利用ができるので、気軽に立ち寄ることができる。

「松本市美術館」に併設されたレストラン外観
「松本市美術館」に併設されたレストラン外観

松本市美術館
所在地:長野県松本市中央4-2-22 
電話番号:0263-39-7400
開館時間:9:00~17:00
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)、12/29~1/3
https://matsumoto-artmuse.jp/

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